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                      LM 3886  Aeolus
 

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PASSAGE
Aeolus
KHIMAIRA様のblogでしたが
閉鎖の為リンクはありません


あれこれまぁのんとろっぽ
aeolus2号機の製作記












   

 

僅か十日で次期主力増幅器を完膚無きまで破壊せしめた恐るべき莫迦素人は、
失意の底に沈みながらも「次はこうやってみたらどうだろうか。」なんて能天気に
Act.2への妄想を膨らませていたのでした。後悔とか反省とか云う感情は皆無?

が、このままAct.2へと突入する前に一寸気分転換も必要だろうと辺りを見回すと、
今は亡き(違)KHIMAIRA様謹製のLM3886基板「Aeolus」が面を覗かせています。
予定では、昨年の夏に「夏用涼しげアンプ」として製作するつもりだったのが、
予想通りに超三結Ver.2アンプの製作が難航し、結局作れなかった基板です。

Act.2実行計画が発動すると今夏も製作不能となるのは必至ですので、
今のうちに「Aeolus」を作らせて頂き、夏への備えとさせて頂きましょう。




   
c_01.jpg

使用部品はこんな風ですね。一山百円の特価品フィルム・コンの如き代物が目に付きますが、これが肝の一つでしょうか。
その正体は積層セラミック・コンデンサ25V47μF が百個です。
これを電源平滑部に片ch辺り48個使用し、計2,256μFの所、印加電圧が耐圧の1/2の時、容量も凡そ1/2となる為、約1,000μFと云う破格の低平滑容量となる模様です。
使用する半導体素子も、ICアンプにしては多めかもしれません。
定電流シャント電源用には、TL4312SK117BL 2SB1226/
2SD1828
を使用し、入力バッファはJ-FETプッシュプル構成で、
2SJ74/2SK170GRとなっており、このペアには某店の選別品を投入しお気楽さを優先したことが、後で波乱を呼ぶことになろう
とは、この時点では知る由も無かったのでした。 

c_02.jpg

セオリー通りに背の低い部品から半田付けと云う事で、SBDから
取り付けです。作例では2Aのものを使用されていましたが、この
アンペア数のものは取扱うお店が極めて少ない様です。
1Aや3Aは入手可能ですが、3Aは径が太くなり収まりが悪いなぁ
と思っていたら1.5Aというものを見つけたのでこれを使用です。
規定外の部品使用は自己責任と云う事で投入です。

ご覧の様に正負電源別にブリッジ整流方式となっています。
この方式による効能については、以前、何処かで目にした記憶があるのですが、どういう理屈で何が利点だったのか記憶にありません。えぇえぇ、莫迦ですいません。
確か、アース電位がどうとか・・・違ったかな?

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順調に半田作業が続きます。電源平滑部の積セラを綺麗に整然と並べられる様、冶具を工夫してみました。
これにより高さを均一にし、フラッシュ・サーフェイス化しようと。

さて、本日ご紹介する商品はこちら、特にどうと云うことの無い、
ごく普通の六角支柱・片側雄螺子仕様のスペーサーです。
適当な長さのこのスペーサーに、これまた何処のお宅の部品箱
にも10個や20個は無造作に転がっているごく普通のワッシャー
をテキトーに挿入すると、0.5ミリ単位で高さを微調整可能な、
一見素晴らしく便利な様な、でも冷静に考えると「だから何?」
と思える様な、あの永遠の名作「高枝切鋏」を彷彿とさせる、どうでも良い冶具の完成です。お電話は今直ぐこちらまで。 ( ゚д゚ )

c_04.jpg

 

基板も凡そ完成です。後は定電流用2SK117を選別して植え付ければOKでしょう。
兵馬俑の人馬の如く整然と居並ぶ積セラ群が、なんて素敵な基板なんでしょう。
でも、これだけ並べても容量は片ch辺り凡そ1,000μF ・・・。
通常なら、軽く10,000μFを超える容量を搭載する様なんですが、果たして違いは?

抵抗器も、アルファさんの箔抵抗器がお似合いだよなぁ、と思ったのですが、
抵抗器まで水色にしてしまったら、残された33pFディップマイカの赤茶色 の立場は
どうなるのかと、所在無さげに佇む赤茶色 の気持ちも汲んでやらねばと。それならば、

「よし、分かった!じゃぁ俺が水色の33pFディップマイカ を探しに全世界を放浪してくるっ!」

とか言い出し、実行し兼ねない程の莫迦であるところの自分を自覚しているが故に、
抵抗器には慈愛と調和の象徴としてニッコーム を投入し、基板上の安寧を図ったのでした。

貧乏だからじゃ無いんだからねっ!勘違いしないでよねっ!!
 ・・・何故に今頃ツンデレ・・・orz


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続いて筐体の製作です。
と言ってもこれは、ぺるけ式半導体簡易測定器の筐体です。
今まで剥き出しのまま使っていた測定器基板を筐体に収めると
いう長年の悲願を成就する時が訪れたとばかりに加工しました。

この筐体(YM-10かな?)は、6AH4GT全段差動PPアンプを作る
時、ぺるけ式FETプリ・アンプも製作しようと手配していた記憶が
有るんですが、流用しちゃいましょう。穴の数が多目なのは、更
に手を加え、改良版として作り直すつもりだからです。

そういえば、ぺ式プリの部品も殆ど揃ってるんですよね・・・。
早く作らなきゃ、ぺ式HPAに駆逐されそうだしなぁぺ式FETプリ 。 

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内部はこんな感じで、殆ど何も有りません。
左側の四本線ICクリップが、ぺ様純正の測定回路部分です。
右側の二本線が、新たに加えたFETのIdss測定回路部分です。
右下の青いのが、電源SWと改良点の極性切替SWです。

以前はぺ式純正でIdssも測っていたのですが、この測定には
抵抗値に100Ωを用いるのが正当と云うことで付加しました。
1kΩでも測れるんですが、抵抗値が大きいと誤差が云々と。
そして目玉は電池の極性切替SWでしょう。
これでNでもPでも手当り次第に選別しまくりやがりましょう。

と記すと何やら凄そうですが、実は凄く無いんですすいません。

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さて、記念すべきIdss測定第一号は2SK170Vランクです。

電源部の定電流用として2SK117・9mAを指定されていますが、
その後、最大出力時の電流不足対策として、二本並列にして
20mA以下推奨と変更されています。基板に裏から表から半田
付けするのはマンドクセーなぁと、何か適当なFETは無いだろうかとサトー電気さんの在庫を漁っていたら、これを見つけました。

お値段は高目ですが、Idssは10〜20mAと最適の逸品の様です。
これを用いた場合、出力電圧が若干低下するらしいですが、
どうせ莫迦素人の作るもの、深くは考えずに購入してみました。

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で、測定してみた所、13mA強のものは三本しか採れません。
残りは11mA辺りです。四本欲しいのに、三本しか有りません。
博打に負けたと云うか、勝負に敗れたと云うか、う○こを掴んだと云うか。ま、十本ですからこんなもんなのでしょう。

我が家の場合、最大出力で使用することなど有得ないので、
11mAのものでも充分用を成すのでは、と思ったものの、結局は
2SK117で電圧の低下を防ぎ、並列にして推奨値に近づけた方
が安心だろうと、手持ちのK117を選別し直した所、16mA強の
組合せで四組採れたので、こちらを採用することにしました。

c_09.jpg

マンドクセーと思いつつ、K117を裏から表から植え付けました。

左側の基板の尻尾状態の抵抗器は、LED点灯用の一部です。
この部分の抵抗器を発注し忘れ、手持ちの抵抗器を組合せた
結果です。幸い、ニッコームの10KΩの手持ちがあったので、こ
れは表面にて美観の統一に貢献して頂き、3W酸化金属皮膜と
いう、高々10mA程度を流すには余りにお莫迦な選択の抵抗器
には、縁の下で力持ち役に徹して頂いております。

c_10.jpg

漸く筐体の加工です。
タカチさんのOS-70-26-23です。高さが44ミリのものでもぎりぎり
何とか収まりそうだし、超薄型パワーアンプも格好良いかも、と
思ったものの、積み重ねた場合は正面パネルサイズが統一され
ていた方が見た目は格好良さそうだよなぁ、と思い直し、何時ものサイズの筐体に決定です。
各基板ごとにLED回路が有りますので、正面パネルには二つのLED用穴を開けています。

背面パネルのSP端子とRCA端子は、左右対称に配置しません
でした。理由は、内部の配線材が交差すると、アイソレーターと
やらを取り付けた場合、その取り廻しが面倒になるなぁと。

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正面パネルへのLED取付け方法は何とも杜撰です。
あろうことか、瞬間接着剤で済ませてしまいました。
瞬接の取説には、塩ビ、アクリル、ポリプロスチカーボには一寸と記載がありました。LEDの素材は何かとぐぐれば、どうやら
エポキシらしいです。今の所不具合は無い様ですが・・・。

此処でもワッシャーが活躍していますが、ここで高さ調整をして、表面をフラッシュ・サーフェイス化しています。そんな所にまで
気付いてくれる奇特な方は居ませんが、自己満足度を高め、
ぷらしーぼ効果を高める為には必須の作業でしょう。
端子もJ型に加工し、配線材を引っ掛け易くしましたが、そんな
工夫も余り意味が無かったのが哀しい所です。

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電源トランスは、30VA:12Vx1.25Aのものです。15VAのものでも
良い様な気がしますが、お値段が一緒だったので。

どうもトランスのアンペア数の正しい選定方法が分かりません。
Datasheetに依れば、電圧が15Vの時電流は40mA弱流れる様
ですが、瞬間最大出力分としてその十倍の400mAに、ブリッジ
整流降下分を加え1.6倍し、凡そ640mA有れば良いんだろうか
とテキトーに算出し、0.63Aの15VAを選んだのですが。

黒い箱状のものは市販のノイズ・フィルタです。
部品を買うよりお安いものがオクに出ていたので落としました。

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入/出力周りには、豪華に金鍍金単線を投入してみました。
本来であれば、SP出力端子との接続にはL//Rのアイソレータ
を取り付けるのですが、ポリウレタン線を注文し忘れたので。

仕方無いので金鍍金線をぐりぐり巻いてコイルを作ってみたものの、被服の所為か綺麗な輪っかになりませんでした。
スプリングみたいにびよんびよんと。カッコワリーと。ら、らめぇ〜と。

ノイズ・フィルタも、本来はAC端子直近に配置すべきなのでしょう
が、そうすると入力バッファ部の真横に位置することになり、それ
はそれで問題が有りそうな気がしたので、この位置で我慢です。
ノイズ・フィルタとしての効果は半減しているのかもしれません。

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友人BELLA君に、「何これ?これでぱわーあんぷ?」と云わしめた、
全然パワーアンプに見えないパワーアンプ「LM3886 Aeolus」全景です。

早速電圧チェックです。電源トランスの12Vタップの電圧は12.96Vから13.02V辺りです。
ご指定のAC13Vにドンズバ状態。通常ですと、一次側が115Vなので二次側に
15Vを選択すると、商用電源がAC100Vなので二次側には13Vの電圧が現れるはず
なんですが、前回のSTC・Ver.2アンプでの学習より、この手のトランスは二次側が多目
に巻かれているらしいことと、我が家のACが105V程であることを加味し、敢えて12Vの
ものを投入してみたら、予想が当たって嬉しいなぁ、と云う所です。

尤も、ここで2〜3V違っても通常なら何の問題も無いのでしょうが、今回は、
電圧が高まると容量が少なくなるという積セラが電源平滑部に搭載されている為、
それでなくとも最小限の搭載容量が更に少容量となった日には、ノイズやら音質やらが
どんなことになるのか分かったもんぢゃないっ!ということで推論を重ねての決定だった
のですが、冷静に考えると、1,000μFが800μFになった所で大差は無い様な気も。

まぁ、気は心ということで。(^^;

表面からアクセス出来るのは、2SB1226/2SD1828のBCE端子位です。
整流直後となるコレクタ部は16.4V。入力バッファ供給電圧と共通となるベース部は14.1V。
LM3886への供給電圧となるエミッタ部は12.8Vと、正常の範囲内と思われるのでOKでしょう。

アイソレーターを取付けられなかったことが唯一の心残りですが、
怨霊退散のお札の効果確認は後のお楽しみとして、早速試聴してみましょう。

屈託無く音が飛び出て来るアンプだなぁ、という第一印象です。
真空管アンプとは、鳴り方というか聴こえ方が全然違うんじゃないか、と。
IC一個とはいえ、内部は数多の素子が集まって複雑な回路を形成しているんですから、
真空管アンプとは違った鳴り方をして当然なのかも知れませんが、凄いなぁと。

ところが困った事に、凄いのはその鳴り方だけではありませんでした。
電源OFFの際、「バツッ !」というPOP音まで凄い音で飛び出てくれやがります。
それも何故か片側から。またもや片chに何らかの異常が?
スパーク・キラーもきちんと取付けているのに、これは何事だぁ〜!。


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当初、スパーク・キラーは電源トランスのタップに並列に接続して
いました。今迄はこの接続で何の問題も無かったのですが・・・。

取敢えず、電源SWにも並列に取付けて様子をみようと、作業開
始です。このSWは両切りタイプですので更に二個追加し、合計
三個で電源SWをデンドロビウム化してみたのですが・・・。

< ←写真にカーソルONで Befor/After >

バツッ!」・・・何の効果も有りません・・・orz
うーん、・・・ミュートのON/OFF機能の不具合なのかなぁ。 

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Datasheetには、ミュート端子に0.5mA以上流すとあります。
記載されている計算式に合わせると、
(12.9V-2.6V)/10,000Ω=1.03mAと、問題は無さそうです。
他のICアンプのDatasheetを見ると、この部分のCの容量は1μF
とか10μFとかなのに、LM3886は100μFとなっています。
取敢えず、このCを増量して様子をみようと、基板を引っ剥がして
裏面に余っている47μFを増設し、合計94μF(実質50μF位?)
としてみたのがこの画面です。これで問題解決だろうと。

バツッ!」・・・何の問題も解決されていません・・・orz
我が家の「Aeolus」は、生涯パツッアンプの烙印を背負うのか?
とか悩んでいたら、天啓の如く「DCオフセット」なる御言葉が。

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他に対応策も無いので、SP端子の直流電圧を測ってみたら、
POP音のする側は赦されざるというか、有得ざる数値です。
0.422mVでは無く422mV という鬼の様な数値を叩き出すとはっ!

果たしてその原因は、バッファのK170なのかLM3886なのか?
可能性が高いのはK170とJ74のバランスが取れていない為で
しょうが、でも、その為に態々お店の選別品を手配したのに。

購入した部品は皆測定してから使うのが基本、とはいえ、半導体
の特性など測定条件が違えば数値も違って当然とのこと故、自分で測定して「違うぞゴルァ!」と気を揉まぬ様、敢えて測らなかったのですが、完全に裏目にでた様です。うーん、情けない・・・。

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仕方無いので、手持ちのK170/J74をぺ式(改)で選別した結果、
偶然にもIdss3.7mA同士のゴールデン・ペアが有ったので(お店の
選別品には3.8mAと表記)これと付替えすべく、も一度基板を引っ
剥がし、二人掛りで二本の鏝で、既存のFETを取り去りました。

で、外したFETをぺ式(改)で測ってみたのが←の写真です。
< ←写真にカーソルONで K170/J74 >

うーん、単純にを見間違えたんでしょうかねー。
まぁ、「人間は間違える葦である」と、御先祖様も宣っていた気が
しないことも無いので、これはこれで仕様が無いということで。

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自ら選別したゴールデン・ペアと交換し、測定してみました。
若しかして0mVになるのか?と思ったら、この通り17.9mVです。
この「ペア」とは、或るタイミングで測ったら偶々同じ数値だった、
という程度の「ペア」だった、ということなのでしょう。残念。

本格的に取り組むには、OPアンプ等を利用する必要があるの
でしょう。そもそもDCオフセットは、数十mV位有ってもOK、という
説も有る様なのですが、よく分かりません。

ま、このペアの数値と比べたら、もう一方の店選別のペア品も、
充分に許容範囲内の数値なのかもしれません。

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で、お約束とでも云う様に、聴き比べなんかもしてみる訳です。腐耳の分際で。

大きな違いは、多分以下の四点になると思います。
電源平滑部が、ブロック型アルミ電解コンデンサか積層セラミック・コンデンサか。
平滑容量が、片チャンネル辺り凡そ15,000μFか1,000μFか。
供給電源電圧を、半導体回路で安定化しているかしていないか。
入力部にJ-FETバッファ回路を設け、低インピーダンス化しているかいないか。
更に細かい所では、カップリングCとかL//RとかZobelとかノイズ・フィルタとか。

うーん、違うっちゃ違うんだよなぁ、確かに。まぁ気のせいかもしれんけど。

 

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幾らアンプが凄くても、凄い楽曲が無きゃアンプの凄さも堪能出来ないということで、
今回は米国まで赴き、以前より気になっていた方のCDを購入してみました。
勿論、貧乏なのでweb上で買物してきただけなんですが。
生自由の女神様や生金髪の御姉様や生オバマ様とは無縁なのが寂しいっす。

発端は、BELLA君の買ったオムニバスにKevin Yostの楽曲が一曲入っていて、
甚く気に入り、当時和マゾンさんで入手可能だったのが The Jazz Influence 3  。
で、このCDも大当たりで他のも購入しょうと思ったら、最早既に在庫が壊滅状態。
愛しいYost様を求めて海の向こうを徘徊してたら、音楽事務所(?) らしき所を発見。
我が家でもその非凡にして卓越した音楽的才能(誇張)を堪能出来ました。

CD五枚で送料・手数料が35ドル。USPSで約十日で届きました。
ほぼ全曲が試聴可能(数十秒)なので、暇潰しに聴いてみては。

 

c_23.jpg 

で、こちらはwebラジオのSmooth Jazz局を垂れ流していた時に
「おっ?」と思った楽曲たち。今なら和マゾンさんでも入手可能!
↓の曲に (・∀・)イイ!! となっちまい買っちまいました。
Adani & Wolf / Mist of Dreams
dzihan & kamien / homebase
Sekou Bunch / Take Five in Three
Keiko Matsui / Don't turn on the light

A&Wは、馴染み易い曲多し。しっかりプロモしたら売れるんじゃ。
d&kは、一寸癖が強いかも。ジャケも楽曲も、ぁゃιぃ
SBは、フュージョンってやつですかね。どうも嗜好が違うかも。
Keikoさんは、メジャー級の人?やけに高音質なCDなのでは?

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未知(無知?)の伏兵、DCオフセットに翻弄されまくりでしたが、
これでゆっくりじっくりYost三昧の日々・・・と思いきや・・・orz

激しいPOP音も解消し無音になったと思ったら、今度はもう一方
のSPから、「ホッ」という、微かな溜息の様なPOP音が時々聞こえ
てくるではありませんか。17mVで完全に退治出来たPOP音は、
35mVだと不完全だと。更にDCオフセット値を下げろと。そーゆー
ことなんでしょうか。それとも、他にも不具合が潜んでいるぞと、
そーゆーことなんでしょうか。その答えは、もう片方のバッファ部も、素子を大人買いして選別して交換してみれば明らかなんですが、パトラッシュ、ぼくもう疲れたよ 。なんだか眠いんだ。
というか、気にしなきゃ気にならないかなー。どーしようかなー。

 完成 09年04月                                                            << HOMEへ >> 








TA2024  襲来 !!!

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のほほんとこのページを仕上げていた四月二十四日、友人TACK君より、
「これ、お前にあげるって預かって来たから、やるよ。ほれ。」と、封筒を受け取りました。
中を覗くと、TRIPATHのICと自家製の基板とプリント・パターンのフィルムが入っています。
TRIPATHといえばD級アンプのIC・メーカーという程度の知識は有ったのですが、
よもやこの手にする日が訪れるとは思ってもいませんでした。

TACK君がその方のお宅へ行った際このHPが話題に出て、ご覧になり、
「この莫迦にくれてやったら面白いかも。」とか思われたのでございましょう。

能登様、貴重な逸品を御提供頂き、ありがとうございます。確かに拝領致しました。

流石にプリント・フィルムを活用する術は持ち合わせていませんが、
早速Datasheetを探し出し、パターンの解析wwwなど始めてみました。
えっ?DCオフセットが50mV? 我が家だと完璧にPOP音が出そうだなぁ、とか、
えっ?SLEEPにFAULT? 何それ?どう使うの?とか、
えっ?そのツェナーの様なマークの Do って何よ?とか、
考え、調べるべき事はてんこ盛の様です。
この逸品が形になるのはかなり時間が掛かりそうですが、それもお楽しみってことで。

それにしても、地元にもこの様な基板を自分でお作りになり、楽しんでいる方がおられようとは。
そしてそのご相伴に与る事があろうとは。広い秋田も案外狭くて嬉しいなぁ。 感謝!!